TPR(体温、心拍数、呼吸啜)の計測の仕方
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ご家族様向け情報
体温の測り方
- 犬の体温の標準値
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小型犬:38.6℃〜39.2℃ / 大型犬:37.5℃〜38.6℃
※一般的に、小型犬の体温は、大型犬に比べて高めです。
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- 具合が悪い、調子がおかしい、と思ったら体温計、というのは、人間も犬も同じです。
- 愛犬の健康状態をチェックするには、体温は大切なバロメーターになってくれます。
- 犬の体温は、人間の体温に比べて高めです。人間の場合は39℃というと相当な高熱ですが、犬の場合は、小型犬で標準範囲内、大型犬で微熱といったところです。
- 少々熱があっても、食欲や元気があれば、少し様子をみて、2〜3時間後にまた熱を測り、熱が上がっているようであれば、動物病院へ連れていきましょう。
- また、40℃を超えていたら、即動物病院へ連れていくようにしてください。
- 犬によって平熱は異なります。健康な時に体温を測る練習を兼ねて、平熱を測っておきましょう。
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計測の仕方
2人1組で測るのが理想的
- 体温を測る時のポイント
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- 体温計の先にラップを巻いて測れば、汚れ対策万全で清潔に測ることができます。
- 運動した後や排便しそうな時は避けましょう。
呼吸啜の測り方
- 犬の呼吸の標準値
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小型犬:20〜30回/分 / 大型犬:15回/分
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- 大型犬の呼吸啜は小型犬より少なめです。
- 熱が出てくると呼吸が早くなってきます。
- 呼吸啜を測る時には、運動後や食後は避けること。1分間(15秒間計測し4倍する)に呼吸する数を測りましょう。
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計測の仕方
平常心の呼吸啜は、眠っている時や、
じっとして非常に落ち着いている時に測る
- 体温を測る時のポイント
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- 体温計の先にラップを巻いて測れば、汚れ対策万全で清潔に測ることができます。
- 運動した後や排便しそうな時は避けましょう。
心拍数の測り方
- 犬の心拍数の標準値
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小型犬:60〜80回/分 / 大型犬:40〜50回/分
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- 大型犬の心拍数は小型犬より心拍数が少なめです。
- 犬の後ろ足のつけ根のあたりを探すと、ドキドキと脈をうっているところがあります。
- そこに指先を当てて測りましょう。
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計測の仕方
大腿部の内側にある太い動脈を測る
- 体温を測る時のポイント
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- 体温計の先にラップを巻いて測れば、汚れ対策万全で清潔に測ることができます。
- 運動した後や排便しそうな時は避けましょう。
体温、心拍数、呼吸数の測定についてよくある質問
- 体温が高い場合は、すぐに病院に連絡した方がよいでしょうか?
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平熱よりも1℃高い、あるいは39.0℃を超えている場合は発熱が疑われます。ただし、測定したタイミングが食後や散歩後などであれば、一過性に体温が上昇することがあります。その場合は、1時間前後、犬を安静に過ごさせてから再測定していただくようお願いします。再測定後も体温が高い場合は、速やかに当センターにご連絡いただくようお願いします。
- 体温は非接触タイプの体温計でもよいでしょうか?
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原則、犬用の直腸体温計で測定してください。直腸での測定がどうしても困難な場合は、犬用の非接触型の体温計を使用してください。その場合、直腸温と平熱が異なる可能性がありますので、体温の推移に注意していただくようお願いします。
- プローブカバーは使用した方がよいでしょうか?
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衛生的に体温計を使用していたくため、プローブカバーを使用していただくようお願いします。