JSAMC日本小動物医療センター

Clinical Pathology Conference(CPC)

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2019年度 第3回目 Clinical Pathology Conference(CPC)

日時

6月1日(土)20時〜

場所

日本小動物医療センター セミナールーム

1.
肺癌の外科マージンはどれだけ必要?(外科:高橋洋介)
  • 肺腫瘤のサージカルマージンについて
  • 術式の選択は主にCTを基に決定していますが、過去の肺部分切除を行なった症例では約1-2cmのマージンを確保し切除しています。
  • 今回は、過去の2症例を用いて、画像、外科、病理で理想的な外科マージンについて協議したいと考えています。
2.
肝臓腫瘤の犬の1例(がんセンター:片山龍三)
  • 犬(パグ×Mダックス)、12歳、避妊雌
  • ホームドクターで肝酵素上昇、肝臓腫瘤、胆嚢粘液嚢腫を指摘され、肝臓腫瘤生検、胆嚢摘出を実施。
  • 肝臓腫瘤の病理検査結果は腺癌。
  • がんセンターでの初診時に、肝臓腫瘤以外に副腎腫瘤および肺腫瘤も認めました。
  • 肝臓腫瘤は副腎腫瘍や肺腫瘍の転移 or カルチノイドや胆管癌などの原発腫瘍と考えましたが、病理所見と合わなくて悩みました。
  • その後、腹腔内出血を起こし、ホームドクターで緊急手術!
3.
犬の肺原発性上皮性悪性腫瘍の外科 ± 化学療法の回顧的研究(一萬田正直)
  • 去年12月のCPCで行った肺上皮性悪性腫瘍の回顧的研究のアップデートです。
  • ACVIMでの口頭発表の予演も兼ねて、今後の肺上皮性悪性腫瘍の治療戦略や研究展開についてもディスカッションを実施。

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