Clinical Pathology Conference(CPC)
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2019年度 第2回目 Clinical Pathology Conference(CPC)
日時
5月11日(土)20時〜
場所
日本小動物医療センター セミナールーム
1. |
- 当センターでの放射線治療、過去6カ月間のまとめ(放射線治療科:澤田治美)
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- 日本発導入となったトモセラピー。実際のところ、どれだけ効果があるのかな?
- 過去半年間の治療実績と代表的な治療症例をご紹介致します。
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2. |
- 犬の肝臓の病変。良性? 悪性? (がんセンター:中野優子)
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- ゴールデン・レトリーバー、11歳、避妊雌
- 起立困難でホームドクター受診し、超音波検査で肝臓巨大マスが見つかった。
- 腫瘤内出血が疑われ、がんセンターを紹介受診。腫瘤の中は壊死や血餅が疑われた。
- 腫瘤摘出後の病理組織診断名は血腫。原因は胆管嚢胞からの二次的な出血や壊死が疑われるとのこと。
- 画像で胆管嚢胞が疑われる場合は、切除しないで経過観察することもありますが、今回みたいのは珍しい?
- 一般的な胆管嚢胞と今回の症例の画像所見、病理についてディスカッション。
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3. |
- 原田慶の剖検シリーズ:トセラニブの肝毒性か? (がんセンター:原田慶)
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- 13歳齢、雄、柴犬
- 1ヵ月前からの嘔吐と食欲低下を主訴に来院。
- 当センターにて内視鏡で胃癌と診断され、トセラニブと食道瘻チューブで治療を開始した。
- 残念ながらトセラニブは奏効せず、1ヵ月で死亡したが、死亡時は黄疸を伴っていた。
- 黄疸の原因として、トセラニブの肝毒性かと思ったところ…
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