JSAMC日本小動物医療センター

Clinical Pathology Conference(CPC)

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2018年度 第2回目 Clinical Pathology Conference(CPC)

日時

5月12日(土)20時〜

場所

日本小動物医療センター セミナールーム

1.
トセラニブの効果が認められた(?)猫の多発性肺結節の1例(剖検例、がんセンター:一萬田正直、ノーバウンダリーズ 三井先生)
  • 雑種猫、7歳齢、避妊雌
  • 1年前に右鼠径リンパ節を伴う多発性右乳腺腺癌を外科切除。
  • 定期検診中に多発性肺結節を認めた。
  • 多発性肺結節は対症療法に反応性が乏しい為、乳腺腺癌の肺転移と仮定し、トセラニブを投与開始。
  • 投与開始29日後、維持病変の範囲内で腫瘤縮小あり。その後徐々に進行するもの臨床徴候は良好。
  • その後、投与開始323日目より癌性胸水貯留、372日目に呼吸不全で死亡。
  • 同日剖検を実施。その結果は???
2.
発咳を主訴で来院され、前胸部腫瘤および誤嚥性肺炎が認められた犬の1例(がんセンター:深澤依里、澤田治美)
  • 10歳、去勢雄、チワワ
  • 難治性誤嚥性肺炎があり、その原因として、喉頭麻痺および重症筋無力症が疑われた。
  • 腫瘤の細胞診検査では胸腺腫を疑うと診断され、腫瘤を切除。
  • そして、その結果は???
  • 放射線治療の可能性について、ショートレクチャー(澤田)。
3.
新企画ショートレクチャー:一歩進んだ獣医師になるための臨床医のための病理学(山上先生、賀川先生)

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