献血日の流れ
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当日の健康診断
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1. 問診票を記入
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2. 身体検査および当日の血液検査を実施
- ワンちゃんの場合:全血球検査(CBC)、血液化学検査、犬フィラリア抗原検査
- ネコちゃんの場合:全血球検査(CBC)、血液化学検査、FeLV抗原検査、FIV抗体検査
- 身体検査や血液検査で異常があった場合、献血はご遠慮させていただくことがあります
- 献血に関する同意書をご記入ください。
いよいよ献血
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3. 採血方法
- 採血時間の短縮、献血犬や献血猫の負担をできるだけ軽減するために、通常は頸静脈(首の血管)から採血します。
- 十分な消毒を実施するために、採血部位の毛を剃毛(毛を刈ること)します。
毛刈りを望まれない方(ショードッグやショーキャットなど)は予めお知らせください。
- ワンちゃんの場合、多くは献血時の鎮静処置は必要ありません。ただし、ワンちゃんの性格によっては、より安全な採血のために、鎮静処置が適応となることがあります。その場合、必ず事前にご家族にその旨をご相談いたします。その際ご家族のご希望によって、献血を中止することも可能です。
- ネコちゃんの場合は、安全かつ短時間で確実に採血するためにはほとんどの場合で採血時に鎮静処置が必要です。
- 採血時間は10〜15分程度で完了します。
- 採血部位の止血が確認できたら採血終了です!
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4. 採血量
- 献血量は充分な安全域で輸血量を設定します。
- ワンちゃんの場合、献血量は体重に応じて50〜400mlです。
- ネコちゃんの場合、献血量は体重に応じて30〜60mlです。
献血のあと
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5. 献血後のお願い
- 献血後は、最低10分間は待合室でお待ちください。その後、問題がなければお帰りいただけます。
- 献血後、12時間は充分に水分を供給してください。また、当日は激しい運動やシャンプーは避けて下さい。
- 献血後、鉄剤が2週間分処方されますので、1日1回、食後に投与してください。
- 一部のワンちゃん、ネコちゃんで鉄剤投与後に胃腸障害(嘔吐や下痢など)が起きることがあります。
- 鉄剤投与後に胃腸障害が発生した場合は、鉄剤の投与を中止し、当センターまでご連絡ください。
- ネコちゃんの場合、献血後に皮下補液を実施します。