放射線治療装置 トモセラピーについて
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獣医療では日本初導入!!!ついに2018年秋稼働「トモセラピー」
- トモセラピーとは…
- X線を用いた放射線治療装置
強度変調放射線治療(IMRT)及び画像誘導放射線治療(IGRT)を併用して行なう、CTと一体化した放射線治療装置
一度に照射できる範囲が広い
(最大40×135cm)
- IMRTとは…
- 腫瘍のみに線量を集中させ、正常組織の副作用を軽減できる治療方法
- IGRTとは…
- 計画時の位置と実際の照射位置を合わせる方法
トモセラピーはこんなにすごい!!!
- 脳腫瘍
- 脳腫瘍に対し高線量を照射しつつ、全脳照射が行なえる
有害事象としての認知症に関わる海馬には照射しないような治療も可能
IMRT通常の放射線治療
- 頭頚部腫瘍
- リンパ節転移が認められる症例でも、原発部位とリンパ節を同時に通常の放射線治療よりも副作用を少なく照射することが可能
IMRT通常の放射線治療
- 前立腺がん、膀胱がん
- トモセラピーが活躍する主たる領域の一つ
膀胱尿路系の有害事象が著明に軽減する
- 多発性病変
- 脊髄の多発性病変に対しても一括して治療が可能である
- 転移性骨腫瘍
- 脊椎転移などでは、脊髄を打ち抜いて高線量を照射できるため、根治的な照射が可能